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今、改めて「いしよしは現実」を 噛みしめようじゃありませんか。

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18年


今日、我が家の飼い犬パズー君が息を引き取りました。


私が高校1年生の頃、学校から帰ってきたら
いきなり現れたでかいダンボールの中に入ってたパズー。

あれからもう18年。
長生きしてくれたと思います。

もうここ1年くらいはずっと危ない感じで、
なのでマメに実家帰ってはパズーとなるべく一緒に居たりしてました。




母親からメールが届くたび開くのが怖かったけど
とうとう旅立ってしまった…


母親は外出中、兄が面倒を見ていたそうで
自力では動けないパズーが床ずれしないよう
兄が体位を変えた時に微かに声を出したと。

安心した兄が隣のコンビニにコーヒーを買いに行って
戻ってきたときにはもう…といった感じ。

なぜ外に行った…!?と兄を責めたい気持ちもありましたが
猫と一緒で、人の目につかない瞬間を狙ったのかな、とも思えたり。
(そうとでも思わないと、あのクズ兄め…となるしなw)



そもそもパズーを飼い始めたのも
私の犬嫌いをスルーした兄の我が侭だったんですが
犬嫌いを上回るほどの可愛い犬が我が家に来てくれました。



排水溝の編み目を渡るとき、勢いよくピョーンと飛ぶのが可愛かった。

散歩しててもすぐに歩かなくなって抱っこをせがむので
抱いて帰るのが重くてしんどかった。

家に一人で留守番していた高校生のある夜。
たまたまレンタルしていた呪怨を見るのに
パズーを抱きながら見ていたら、
急にパズーが部屋のドアを見つめて唸りだしたときは
死ぬほどびびったw

おじいちゃんになってからは実家に帰った私が寝てると
布団に入ってきてくれるようになってめちゃくちゃ嬉しかった。

写真を撮りたくても全然じっとしてくれないから(当たり前だけど)
寝顔ばっかり残ってる。

名前を決める時、家族がみんな好きなラピュタから
シータかパズーが候補に残って、オスだからパズーでしょって
決めたのは私だった。(呼びづらくて後々少し後悔)



ほんとにほんとに可愛くて、でもうっとうしくて、
もっと構ってあげればよかったなとか後悔ばかり。
それでも居なくなったらこんな辛いなんて…
こんな思いはもうしたくないので、
自分の選択としてはこれから動物は飼いません。


でも、パズーに出会えたことは
ただただ幸せでした。















18年間、ありがとうね。


今度、実家に帰ったら
パズーが子犬の頃の写真を家族で見返そうかな。



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